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2006年ツールの思い出(第2ステージ)。 2016-07-07 [サイクルロードレース(観戦)]

日々のツール観戦、やはり面白い。そして日中の暑さの疲れと寝不足で毎年のことながらこの時期は朝が辛い。今年のJスポ実況解説人は地味というか、無駄に大騒ぎするゲストの招へいもなく、私としては素直に楽んでるかな。
 
土井選手や宮澤(元)選手の解説やレース時の思い出話なんかは、『おー俺も見てた見てたそのレース!』といった感じで、少し懐かしさすら覚えてしまった。
先日も、2006年のツールの動画を見たこともあり、余計懐かしさを大きく感じてしまった。

その2006年のツール第2ステージ。

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この後姿、このマイヨ・ジョーヌ、そしてディスカバリーのジャージ。もちろんランスではない。ジョージ・ヒンカピーだ。『イエローが似合うってランスから電話があった。』って喜びのコメントをしていたけど、私としてはランスのアレもあり、完全にくすんでしまった。

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ラボバンクのマイケル・ボーヘルトがオランダチャンピオンジャージを着てアシストしまくり。もちろん歯もむき出し。

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ロビー・マキュアン会長が勝ったが、スプリント時にフースホフト(当時はハスホフト)は会長の斜行気味のスプリントに足がペダルから外れてしまい、それでももがき続けゴール後に怒りのアピールをしてる。

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ボーネン若い!というかアルカンシェルだ。

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バルベルデも若い。UCIプロツアーのリーダージャージを着ている。ただし、当時の私はマイヨ・ブランとの違いが分からず混乱していた。

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この大集団スプリントを目にして、一発で夢中になってしまたっ。

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敗れたM・ケスラー。でも私の記憶に強烈に残る選手となった。

初めて見たツール・ド・フランス。本当にこの2006年が一番夢中で見ていた気がする。


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10年前のツール。 2016-07-03 [サイクルロードレース(観戦)]

私がサイクルロードレースを観戦するようになったのは2006年のツール・ド・フランスから。その当時の私が知っている自転車選手といえば、中野浩一と橋本聖子くらいだった。まぁ橋本聖子はスケート選手なのか自転車選手かどうかは別として、夏季五輪の自転車競技に実際出てるのだから。

その次に知ったのはランスではなくベッティーニ。既にMTBには乗っていたので買った自転車雑誌に載っていた。そんな程度の知識でもあったが、MTBのローラー練習用にと友人がJスポを録画してDVDでくれたのが2006年ツールの第2ステージだった。
MTBの練習の退屈しのぎに、ロードのDVDをもらったりする辺りが、何の前知識もなかったことが分かる。

当時の私の知識はサイクルロードレースとは200kmくらい走るということ、その為持久力が勝負のマラソンみたいな感じと思っていた。スタート直後は集団、最終的に数人に絞られてゴールするんだろうと思っていた。(ステージレースでいう山岳ステージのようなものと思っていた。)

今から思えば勘違いも甚だしいが、初めて見る人、全く知識のない人間が想像するとそんな感じだろう。でもツールの第2ステージといえば大集団スプリントの平坦ステージ。無知のままあのド迫力のゴールスプリントを見たため受けた衝撃も大きく、一発で夢中になってしまった。

全くの無知識で見ていたので、ステージ序盤で落車・鎖骨骨折リタイアとなったバルベルデのことも知らなかったし、オペラシオンプエルト?何それ、ウルリッヒ?ヴィノクロフ?なんだそれ?のレベルだったが、そんな私を虜にしてしまうくらいの面白さをすぐに感じた。

それからこの第2ステージは当時Tモバのマティアス・ケスラーがアタックをかけるも、ゴール100mくらいの所で集団に飲み込まれるというサイクルロードレースの切なくも残酷な勝ちと負けが明確に分かれるステージでもあった。


これが動画、ゴール直前は13分くらいから。ちなみに勝ったのはR・マキュアン会長。


そしてそれだけではなく、翌日もM・ケスラーはゴール前で飛び出しロングスプリントというか逃げに出た。ゴール直前、前日のシーンの繰り返しになるかと思ったが、それでも踏み続け勝ってしまった。

この勝ちと負けがはっきり分かれるところ、2位以下は負けの潔さが私がこの競技を好きになったところだった。

実はこのM・ケスラーもドーピングの陽性反応が出て一線からは姿を消してしまった。

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ツールの写真、ロバート・キャパ。 2016-05-14 [サイクルロードレース(観戦)]

ジロの観戦中だが、面白い写真を見つけた。いや、見つけたというのは誤りで、私が知らなかっただけ。ロバート・キャパ( Robert Capa )がツール・ド・フランスの写真を撮っていた。

私の知識としてのR・キャパは、やはり戦場カメラマン、そして第二次大戦後は日常の人々の普段の生活の中からありのままの姿、その中に見える輝く一瞬を写しだすカメラマンであったという程度のものだ。

まさかツールの写真を撮っていたとは。撮影されたのは1939年のブルターニュステージ。近年のステージでも馴染みの場所だ。

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この旗がブルターニュ地方の旗。クラシックレースのフランドル地方の黄色い旗同様に、ツールのTV中継でよく見かける。

私はその写真を見た時には『ほー。』と思わずにはいられなかった。

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これが一枚目

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そしてこれが二枚目

なんと連続写真であり、選手は全く写っていない。前列の子供たちの表情や動きから一枚目は、『おー来た来た!』と見えてしまう。また二枚目は、『すげー!早ぇー!』なんて表情に見えてしまう。

キャパがどんな写真を撮っているんだろうとは思ったが、私自身はスペアチューブをたすき掛けにして走っていた前時代のツールに興味を持っていない。せいぜいイノー時代から見ているからだ。
だからキャパといはいいつつもあまり関心を持たず写真を見たのだが、写真ど素人以下の私でもツールの写真とはいえ、被写体から選手を切り離して撮ってしまうところに凄みを感じたし、その凄みを感じさせないあっさり感が気に入ってしまった。

この写真に写る人達、特に子供達の表情には選手に対する尊敬の念すら感じられてしまう。首の伸び加減なんか最高だ。そこから選手のスピード感さえ伝わるようだ。

この一瞬を切り取る凄さ、あえて二枚の写真として発表してしまうところが気に入ってしまった。

ちなみに私は現代の観戦スタイル、コスプレをしてビールを飲みながら応援することも嫌いじゃない。好きなくらいだ。できることなら私も現地に行って侍のコスプレをして峠を駆け上がる日本人選手と並走したいくらいなのだ。

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バレーとジロ。 2016-05-11 [サイクルロードレース(観戦)]

今夜は地元の父母チームによるバレーの練習。所属するようになって3年、相変わらずのコート内を右往左往の盆踊り状態だが、良い汗も流せる季節になってきて楽しい。2時間みっちり動いてきたので、今夜のジロは落車確定だろう。

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私はジロ序盤、どうしてもW・ウェイラントの事故死のことを思い出してしまう。あれは2011年の第3ステージのこと。あの悪夢が現実になった出来事は忘れられない。2011年といえば東日本大震災の直後のジロ、震災では多くの人が亡くなり、私の大好きなサイクルロードレースでも人が亡くなる。もういい加減にしてくれ、人が命を落とすことはもううんざりだ。私自身はそんな感覚というか、本当に大きなショックに襲われたことを覚えている。

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サイクルフォトグラファー辻啓氏の写真、出走207人・完走206人、この意味する重さに大きな衝撃を受けた。

そのジロもイタリア本土のステージが始まった。早速イタリアクオリティ(きれいなお姉さんがやたらと写る、電波が途切れがちナドナド)を発揮し、更にJスポも谷口&栗村コンビで夜更かしの楽しい時間帯。今夜も谷口&永井コンビ、派手さはないが『へー』となるネタの引き出しが多くて私は好きだ。懐古趣味ではく、古い時代の(といっても1990年~2000年代前半代)レースの話も聞けるから。

まだまだ序盤、グランツールに住むマモノも静かなまま。静かなステージが睡眠導入剤になりそうだ。


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ジロ開幕。 2016-05-07 [サイクルロードレース(観戦)]

2016年のジロ・デ・イタリア(giro d'italia)が開幕した。私はこのジロが好き。もちろん7月のツール・ド・フランスも好きだが、私はツールはショー的なイメージを抱いてしまう。ジロの方がレース感が強い様に思えるから好きなのだ。

ジロは個人戦でツールはチーム戦、というイメージが私にはある。数年前の意味不明な過激さ(未舗装路であったり、車両が通れないほどの細い山岳コース)は薄くなったが、コースレイアウトも厳しい。個々のぶつかり合いや、ボーナスタイムも存在するので、1位以下の争いも面白い。

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優勝者に与えられるトロフィーがこれだ。trofeo senza fine(トロフェオ・センツァ・フィーネ)、直訳すると『終わりのないトロフィー』だ。ぐるぐると上に向って歴代の優勝者の名が刻まれる。歴史が積み上がっていくよう、歴史と名誉の重みを実感できるデザインだ。

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何度もこのブログには書いていることだが、私は2009年最終ステージの個人TTで、D・メンショフがズッコケた(あろうことかゴール直前、直線の石畳で落車した)年のジロが大好きだった。

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ほぼ毎晩、三本ローラーをやりながら、D・ディルーカとメンショフの一騎打ちを観戦していた。

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ポーカーフェイスで山岳もTTもこなすメンショフに対し、鬼の形相でくらいつくディルーカとの対比、本当に面白く、どちらを応援することもなくレースを観戦していた。

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こんな感じで本当に感動していたのに、後に発覚したこの時のディルーカのドーピングスキャンダルには失望した。ランスの告白以上の失望感だった。

最近もディルーカの記事が出ていた。何がしたいのだろうか、彼のレース運びが好きだった私としても既に過去の人、どうでもいい人になってしまっている。

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今年のジロはオランダ開幕。ジロでもツールでも興行的側面もあるから分からないでもないが、自国以外の開幕ステージというものが、私は好きになれない。せっかくのジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランスなのに。
早くイタリアの初夏の景色を見せてほしい、現地中継のイタリアクオリティを楽しみたい!と思ってしまうからだ。ちなみにイタリアクオリティとは、レースそっちのけで、美しいお姉さんを映したり、悪天候で現地映像が来なかったりと、愛されるいい加減さのことをいう。


そして超個人的楽しみの一つとして、今年も私の好きな名ロックバンドDire Straits の Heavy Fuel が表彰式で流れるかどうかだ。正確には表彰式が始まる前の場を盛り上げるためのBGMとして時々使われている。
私は毎年それを確認しているのだ。きっとスタッフに好きな人がいるのだろう、マニアックな真夜中のささやかな楽しみの一つでもある。

表彰式のシャンパンもマニアックな楽しみの一つ。数年前、なぜかシャンパンのコルクが硬く抜けないステージがよくあった。多くの選手が苦戦し微笑ましくも思えた年だった。たしかステージ優勝したM・カベンディッシュだったか、固いコルクを開けた瞬間顔に当たってしまったことがあったはず。ジロはいろいろと真夜中だからこそ笑えるポイントがあるから面白い。
こんな時は、谷口&栗村のJスポ実況解説陣がいい。サッシャも優秀な実況で面白くもあるが、真夜中のまったりとしたマニアックな時間を楽しむには、私は谷口派かな。

昨夜は個人TT、第1ステージでもあり、それほど熱を入れて見る気もしなかったが、『ひょっとしてカンチェラーラが勝ったらマリアローザじゃないか!』と思いTVをつけてしまった。そして耳に飛び込んできたのが、私の苦手なボンソワ太郎の実況中継。彼が連発する『なるほど』を何回も聞くうちにTVを消してしまった。

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とにかく始まった。今年も寝不足の日々が始まった。

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ジロ終了。 2015-06-01 [サイクルロードレース(観戦)]

昨夜で今年のジロ・デ・イタリアも終わり。夜な夜な観てはいましたが、私個人的にはこの時期限定の花粉症の症状が今年は特にひどく体調も悪く、ローラー練習をしながらTV観戦は一日もできませんでした。

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花粉症の点鼻薬を吸入すると副作用で猛烈な睡魔が襲ってきて眠ってしまいますし、陽が昇る明け方から花粉が飛び始めるのか、再びくしゃみ鼻づまりとなり眠れず・・・を繰り返す日々でした。
過去にはレーザーで鼻の中を焼いたりしたこともありましたが、決め手となる対策も見つからず、毎年悶絶しております。もう今日は朝から頭痛まで始まっているくらいです。

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とはいっても、サイクルロードレースは本当に面白い!今年のジロも面白かった!

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何年もジロは見ていますが、私にとってジロとはメンショフの最終ステージでの落車。スポーツ観戦であれ程にびっくりしたことはないくらいです。

それから、超個人的なジロ期間中の楽しみの一つとして表彰式でダイアーストレイツの曲が流れるかどうかということ。
今年もきっちり流れていました。そして毎年変わらず同じ曲の同じライブバージョンでした。


この曲のこのバージョンのイントロが流れるんです。それを聞いてニヤッとして深夜に寝るんです。マニアックなジロも終わりました(笑)。


<朝練データ>
◇三本ローラー
走行時間:1時間40分 走行距離:ローラー
ギア比:適当 空気圧:6くらい
今日の感想:暑くてたまらない


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北の地獄。 15-04-12 [サイクルロードレース(観戦)]

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今日はパリ~ルーヴェ。
TV見ながら長時間ローラー!と考えていたが、会社からの帰宅後に、日々の惰性でビール飲んでしまった。

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落車しないように注意しよう。


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Go! Cadel! Thank You! Evans!!! 15-01-25 [サイクルロードレース(観戦)]

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カデル・エバンスが引退ですね。

サイクルロードレース観戦をしていても愛すべき濃いキャラで好きな選手でした。思いつくまま書いても

☆毎年優勝候補に挙げられながらも残念な結果に終わる
☆サポートメンバーが薄くてTDFでは不運続きだった
☆顎が割れている
☆顔のイメージに対して声が甲高い
☆奥さんが美人
☆ジロでマリア・ローザ(総合ではなく)
☆マイヨ・アルカンシェル
☆マイヨ・ジョーヌ
☆地元オーストラリアではレジェンド扱い

ナドナド、当初は負の印象が強く、アルカンシェルを獲った時は呪いが倍増されるなんて声もありました(笑)。でも、自転車選手としても本当に輝かしい記録ですね。
私も世界を獲った時の最後のアタックは興奮しましたし、TDFでA・シュレックを抜いた個人TTの時は、オーストラリアビールを買いに行こうか真剣に考えたくらいです。

引退レースとなったツアー・ダウン・アンダーでも最終的に総合三位。記録にも記憶にも残る選手、何年か経っても『あーそんなことあったあった。』と思い返してもらえる選手だと思います。





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La Primavera. 25-03-17 [サイクルロードレース(観戦)]

本当~に!春らしい気持ちのいい日曜日でした。いろんな意味での春らしいというか、花粉症のレーザー治療後に鼻水垂れ流し状態になってしまった僕の鼻も、今日は鼻づまりへ症状も移っただけというモヤモヤというかイライラが蓄積されてしまう春らしい(?)日でした。

それでも黄砂や花粉なのかザラザラになった車を洗おうと思いながら、小遣いが欲しいであろうマンガを読んでる娘に洗車を頼むとあっさりOKしてくれました。
なので僕は車の真横でローラー練習。時々ホースで水をかけてもらいながらも、鼻水垂らしたり逆に鼻が詰まって呼吸が苦しくなったり、酸素摂取のいい練習になりました。。。。

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実家の杏も8分咲といったところかな、20日(水・祝)は杯に花びら浮かべて楽しもうかな。

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花粉症がひどくて室内練習どころか運動すらしていなかったので久しぶりの自転車は酸欠でクラクラする位でした。でもやっぱり汗を流すことは気持ちのいいものです。

年度末で忙しいのもありますが、トレーニングとは別として運動で汗を流すことは気持ちの切り替えとしても良いものですね。

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今夜はLa Primavera、ミラノ-サンレモの日です。春なのにコースは積雪があるとか!長丁場のレースなので落車が心配です。


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魔女狩り。 24-08-25 [サイクルロードレース(観戦)]

うるさい!うるさい!うるさぁぁぁぁぁぁーーーーい!!!!

ランスの件、本当に今さら・・・・。もう・・・・モヤモヤすごいです。何だかものすごい政治的臭さを感じられずにはいられません。

永久追放なら自分で大会起こせばいいんですよ、ランスが。絶対盛り上がりますって。僕自身は特別にランス信者ってわけでもないですが、今更感が大きすぎる今回の報道には疑問を感じます。


なんかなぁ・・・・クロでもシロでもランスはランスです。ツールを盛り上げたのもランスです。7回続けて勝ったのがランスです。



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